本屋で少し立ち読みをして、面白そうだったので楽天Booksで購入した本を。
最近流行の外国為替取引は、9割の人が負けるといわれます。かく言うわたしもかなり負けているわけですが、そんな状態でもトータルで勝ちを拾うことができるという話が書いてあります。
まあ基本は「負けは少なく、利を伸ばせ」ということが基本なのですが、それをするための基本、損切りについて、実際のディーラーでも成績はさほど変わらないなど、一般的な「これなら勝てるFX」系の本とは一線を引いています。
特に面白かったのは、月で取引を休む時期、がんばる時期を決めていること。為替取引では、取引が薄くなって値が動きやすい時と、素直な動きをする時期とがあり、その薄い時期は休むのが良いという話。
たとえば今年、お盆の時期にドルの急落があって損をしたひとが多いわけですが、その時期はちょうど休む時期にあたります。今年の場合ホリデー,お盆で取引が薄い時期を狙って仕掛けられた暴落だという話もあるので、この本に書かれた内容に説得力を与えています。
また、この本は、基本的にデイトレ・スイング否定の本です。わたしも最近は長めの取引に移り出したところなので、勉強になるところが多かったです。
コメント