あまりにもFXが芳しくないので、ちょっと勉強しようと本格的な本を買いました。
この本は別に魔法使いが出てくるファンタジーではなく、マーケットの魔術師といわれる相場士たちのトレードの心構えと、システムトレードについて書かれた物です。
元が英語だけあって、かなり難しいのだけれど、適当に買うのではなく、ソフトを使ったシステムトレーディングのやり方のような心構えのような物がちりばめられています。
オープニングからして「講演会をやると、仕掛けの必勝法に人は群がる。本当に重要なのはマネーマネジメントについてなのだが、これについてあまり人は興味を惹かれない。」と、世に出回るFXの必勝法のような本とは一風変わっている。
全体的に、取引についてどのような心理で望むか、損切りと利益確定はどのような考え方で行うか等、重要なことが書いてある。特に、「マーケットに参入する時、買うか売るかコインを投げて決めても50%程度の勝率は得られる。」ということは当たり前のようなことだけれど、はっとさせられることだった。
なぜ、これ以下の勝率になるかは、結局人間の欲などの要素が絡むわけだけど、果たしてこの本を理解できて応用できるようになるのはいつだろうか。
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