ブックオフで買って来た本を読んでいます。最近のマイブームは投資なので、またそれ関連の本ですが。
この本のターゲットは、20代~30代の会社員。勤めていて、安定した給料をもらっているならば若ければ若いほど良いです。
一番初めの章で、投資というかお金を増やすにはまずどんな方方があるかを説いていますが、その中に「ギャンブル」が入っていることが少しユニーク。著者はいろいろな方法の中から、株式投資と投資信託を選択しています。
そして、月5万の給与からの天引き積み立てによって、35年で億万長者になる理論を解いています。
この理論では、年7~8%の運用と積み立てで、その積み立てをやめないことがお金を増やす秘訣だということが書いてあります。確かに、その利率で複利でお金が増えていけばいいんだろうけど、本当にそうなるかは少し疑問。
投資信託は教科書どおりのインデックス中心で構成することを進めているけれど、たとえば日本の株式だと、10年以上のスパンで8%の利益が出るかは少し疑問。株式や投資信託で資産を構成していくのは良いのだけれど、その分散比率等も書いてあると良かったかなと思う。
中では、会社からもらう給料が主で、投資による効果が補助であるというところは良かったかな。
投資の本としてはそこそこ良かったとは思うけど、今ひとつという感もある。
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