ANAマイルを飛行機に乗らずにためるのに必要なのは、ANA提携カード。何でも支払いをANAカードにまとめるためには、VISAとJCBの両方を持つほうが効率が良い。
JCB発行のANA JCBカードは、必須カードのひとつ。
ANA JCBカードの特徴
ANA JCBカードは、JCBカードのANA提携カードである。いくつかブランドのある中で、死角を埋めるにはJCBブランドのカードも持つのが必須である。
さて、そのANA JCBカードの特徴は以下になる。
- ポイントは1000円1ポイント(Oki Doki ポイント)
- コンビニなどでチャージレスで使えるQUICPayを使用可能
と、この2つは一般カードと同じ。これに加えてANA JCBカードでは、専用の以下の特典が増える。
- Edy機能を搭載
- ANAマイレージ交換コース
- ANAカードマイルプラス(ショッピングアルファ)
- 通常入会時・継続ボーナスマイル
- 飛ぶたびボーナスマイル
と、主にANAマイルを貯めるためのボーナスが付くことがわかる。
順に考察してみよう。まず、ポイントサービスは基本であるが、つまりはANAマイルが直接たまるわけではないことに注意したい。
次のQUICPayについて。これは、EdyやSuicaとは違い、サインレスでクレジットカードが使えるサービス。iDやVISATouchなどと同様のものであるが、QUICPayはずいぶん前から加盟店の開拓を増やしており、コンビニやドラッグストアーを中心に使える場所が増加した。特に、セブンイレブンでいち早く使用可能となったのは記憶に新しい。
以下に、ANAJCBならではの特典の考察を行う。
Edy機能について。このカードには、ANA提携のEdyカードが搭載されているので、EdyにチャージしてEdyで支払いを行った場合、200円につき1マイル溜まる。しかし、ANA JCBカードからチャージする場合には、PASORIなどの特殊な機器が必要。その上、チャージ時にはポイントが付かないので注意したい。
ANAマイレージ交換コースは、このカードで貯まるOkiDokiポイントをANAマイレージに交換するコースである。通常のJCBカードでOkiDokiポイントをANAマイルに交換する場合、1ポイントが3マイルである。ANA JCBカードのANAマイレージ交換コースの場合は1ポイントが5マイルから10マイルに交換可能なので、実に1.66倍から3.33倍である。
ANAカードマイルプラス(ショッピングアルファ)とは、ANA提携店のサービスであり、対象ショップでANA JCBカードを使用した場合、カード会社のポイントに加え、100円で1マイルか200円で1マイル貯まるサービスである。
通常入会時・継続ボーナスマイルはその名のとおり、通常入会持と更新時に、マイルがもらえる。普通、ポイントを貯めるならカードを1つに絞ったほうが良いのだが、ANAカードの場合は複数のカードを持つのを進められるのは、このボーナスマイルのサービスがあるためである。マイルの価値にもよるが、年会費でマイルを買うと表現する場合もある。
最後の飛ぶたびボーナスマイルとは、提携カードの正統派サービスといえるサービスで、飛行機に乗った場合のマイルが10%か25%増となるサービスである。
このように、ANAマイルを貯めるためのサービスがこれでもかと入っていることがわかる。
ANA JCBカードのポイント還元率は?
ANA JCBカードの還元率は実際いくらなのだろうか?実は一概に言えない。そもそも、交換対象がANAマイルであるため、人によってANAマイルの価値が違うからだ。
特典航空券を使う場合には、1マイルが3円ほどの価値。マイルをEdyに交換する場合には、1マイルが1円の価値になる。実は、Edyに交換する場合には結構率が悪くなるので、ほとんどのヘビーマイラーは特典航空券に代えるのだろう。
ここでは、還元率というよりは、マイルの貯まり方について書きたい。
ANA JCBカードは、どこで使っても利用額1000円に付き1ポイントたまる。この「OkiDokiポイント」は1ポイントが5マイルか10マイルに交換可能である。
また、ANA JCBカードは、2年目以降は前年度の利用金額によりボーナスポイントがつく「JCB STAR MEMBERS」の対象である。
今年度のお買物お支払額累計 | 来年度 |
50万円以上100万円未満 | スターβ ポイント20%アップ |
100万円以上300万円未満 | スターα ポイント50%アップ |
300万円以上 | ロイヤルα ポイント60%アップ |
※JCB STAR MEMBERS 2010の内容
注意したいのは、「JCB STAR MEMBERS」で増えるポイントは「ボーナスポイント」であること。これは、マイル交換コースの1ポイント5マイル or 10マイルの対象ではなく、1ポイント3マイルになるので、若干還元率は下がる。
そして、マイル交換コースには手数料があることに注意したい。
ANA JCBカードの一般カードの場合、1ポイントを5マイルに交換する5マイルコースの場合は手数料無料である。しかし、1ポイントを10マイルに交換する10マイルコースの場合は、年間で2,100円かかる。なるべくなら10マイルコースを使うべきなので、Oki Dokiポイントの有効期限は2年間である事を利用し、2年に1度交換するなどで手数料を抑えたい。
最後に、ANA JCBカードも、ポイントサイトのようなOki Dokiランドというものが利用可能である。このサイトを利用するとポイントが数倍になるので、うまく利用したい。
ここで倍増となるOki Dokiポイントもボーナスポイント扱いなので、1ポイント3マイルであることに注意したい。
結局、どんな人にお勧め?
ANA JCBカードはANA提携のカードなので、ANAマイルを貯める人は必須である。また、ほかのJCBカードと同等のはポイント以外の特典(東京ディズニーランド,東京ディズニーリゾートなどのタイアップキャンペーンなど)がある上、ANA系のサービスにも特典があるため、積極的に持って歩きたい。
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